住宅ローンを組んで返済が滞ってしまうなんて事、考えたくないと思います。
しかし、もしもの時を一度考えておくと、その時に対処できるので、色々なケースを確認しておくといいでしょう。
目次
かかるコストが増えて払えなくなる
購入当時は資金計画はバッチリ、なんとかなると思っていても、住宅ローンの支払いが厳しくなったという人は意外と多いです。
毎月色々なコストが増えて支払えなくなるという人と、収入が下がるという人のどちらかが当てはまると思います。
高くなる修繕積立金などの修繕コスト
管理費は変わらないことが多いですが、修繕積立金はマンションにもよりますが5年ごとに増えていきます。
当初は5000円ぐらいだったとしてもらって20年も経てば20000円ぐらいになっているなんて珍しくありません。
修繕積立金は基本的に、共用部の修繕費用にあてられるために、専有部分のお部屋の中は自分で貯めておかなければなりません。
10年もすれば色々なところが傷んできます。給湯関係や子供がいるならフローリングや壁紙はキズだらけではないでしょうか?
それらを直すコストがかかってきます。
高くなる教育資金
教育資金も小学校、中学校、高校と年を重ねるごとにお金がかかってくるものです。
食事をしている時に隣のテーブルから聞こえてきた話しですが、中学生のお子さんの塾費用が5万円って嘆いてました。
自分のお小遣いよりも高い、子供の塾代だそうです。
塾以外にも色々な習い事がありますが、お金がかかるからと言って、子供のやりたい事にブレーキはかけたくないという親御さんが多いと思います。
教育関係の費用も増えていくことを踏まえて、資金計画を行いたいですね。
健康リスク、病気になってしまう
病気になってしまって、働けない状態だとかなり厳しくなってしまいますよね。
保険とかに入っていればいいのでしょうが、皆さんは保険に入っていますでしょうか?
団体信用生命保険でまかなえるのは、基本的には生命保険なので万が一の時ぐらいです。
入院や通院でお金と時間もかかってしまったら、毎月決まった支払いを続けるのは難しいので、ある程度貯えをしておかないといけないでしょう。
2から3ヶ月は入院で働けない事を想定した、貯えがないといけないと思います。
歳をとってくると健康リスクは、どうしても高まってきてしまうので
固定費の削減をするにはこちらの記事がよく読まれてます
固定費の削減をするにはこちらの記事がよく読まれてます
収入減により支払えなくなる
コストがかかって支払えなくなってしまうことの他、そもそも年収が下がったりして住宅ローンを支払えなくなるケースもあるのではないでしょうか?
単純に年収が下がる
今の年収をキープする事って出来そうですか?
先輩や上司の年収はどうでしょうか?公務員の方であれば、ある程度の年功序列の様に年収が上がっていくかもしれませんが、一般企業であれば業績に左右されて年収が上下することもあるはずです。
大手企業であれば安定していますが、中小企業では上下が大きいです。
リストラにあう
年収が下がるだけならまだしも、クビになってしまったら次の転職先で同じ様な収入が得る事が出来ますか?
年齢を重ねてからの転職は厳しいものがあると思います。
1000万円以上もらっている方だったとしても、転職先で大きくダウンしてしまうこともあるでしょう。高年収で年齢が高い方ほど転職は難しいとされ、ポストも少ないので同じ様な年収をキープできないかもしれません。
若い方なら一からやり直すこともできると思いますが、年齢を重ねてしまうと難しいですね。
住宅ローンの返済遅延してしまう前に必ず検討しよう!
このままだと支払いが出来なくなるかもって思ったら、逃げずに考えないといけないです。
支払い遅延となってしまうと、今後ローンを組むことも難しくなってしまうので、思い切って売却を考えないといけないと思います。
その時にあった住まいを選ぶべきだと思うので、支払いが難しいとなってきたら価格の安い物件に住み替えなければいけません。
無理を続けてしまって、支払いが滞ってしまうと最悪の場合、資産を差し押さえられてしまって安い価格ですぐに売らなければならなくなってしまいます。
ちょっと今の自分にあっているかどうか、年に一度でも見直す事がいいと思います。
不動産は購入したからといってずーっと住まなければいけない訳ではないので、見直す様にしましょう!
コメントを残す