住宅ローンの審査をおこなった事はありますか?意外と審査が通らないという事があります。
一流企業で働いていても、年収が高くても、審査に落ちてしまう事があります。
銀行は審査内容は明かしてくれませんが、傾向でなんとなく通りそう、通らなそうなど不動産会社の社員はわかるものです。
審査に通らない方の特徴を自分に当てはまるかどうか、確認してみてください。
年収に対して借入額が大きい
年収に対して借入金額が大きすぎると、当然審査には通らないですよね。
本当にざっくりですが計算方法があるので確認してみてください。
下記は大手銀行の場合の計算方法です。
年収×40%÷12÷4427
年収500万円で計算してみます。
500万×40%÷12÷4427=37
年収500万ぐらいの人はだいたい3700万円ぐらいが目安と言われています。
もっと多く借入することも出来るかもしれませんので、あくまでも目安です。
現在借入がある
現在分割払いをしているものがある方は注意が必要で、審査前に必ず申告をしましょう。
毎月少ない金額の分割だったとしても、審査過程では大きく判断されます。
3万円の毎月返済があって、あと1年ぐらい30万円前後の支払いで終わるものだとしても、500万円前後の借り入れがあるとみなされてしまう事があります。
住宅購入前には出来るだけ借り入れがない状態が好ましいです。
奨学金とかは大丈夫ですが、携帯とかも分割にしている場合は影響出てきます。
車やカードの分割、リボ払いなどは完済して審査に臨むのがお勧めです。
支払いが遅れた事がある
カードの支払いなど若い時に遅れた経験や、普段使わない銀行口座を引き落とし口座にしていたり、あっ!って支払いが遅れてしまった事がある方は少なくないと思います。
しっかりとその遅れの情報は残っています。
昔の事だったとしても遅れ状況によっては、住宅ローンを組めなくなってしまうこともあります。
外国籍の方
外国籍の方で永住権など持っていない方は、金融機関が限られ自己資金も多くないと審査に通らない事があります。
外国籍の方でも日本に長く住んでいたり、配偶者が日本人だったりすると審査にプラスになる様です。
また大手企業に勤めていたり、資格を持っている方はプラスで見られている様です。
外国籍の方でも永住権を持っている方は、ほぼ日本人同様の扱いが受けられる様になります。
勤続が短い
一流企業であれば勤続が短くてもローンが通る可能性があります。勤続3ヶ月とかあれば、3ヶ月分の給与を割りもどして、通ってしまう事があります。
普通は勤続1、2年必要とされます。勤続が短い場合は、会社の規模が大きくなければ難しいと思った方がいいかもしれません。
1年に満たない場合はボーナスが出るまで待っている方が、年収を高く見てもらえたり、また転職などの場合は入社時の保証年収とかが記載された書面があると銀行はありがたいと思います。
自営業
自営業の方でもローンは通りますが、自営業の方で多いのは経費を多く計上している場合は注意が必要です。
経費を多くしてしまうと、収入が低く見られてしまうので、支払い能力はあるのに借りられないと判断されてしまう事はよくあります。
住宅ローンを組む為に、飲食代やスーツを購入費用や、パソコン購入など様々なものを経費として申告していた人も、修正申告をして経費を抑えるなんていう人もいる様です。
住宅ローンを組むまではあまり経費を大きくしないほうがいいですね。
最後に
不動産購入する前に住宅ローンの審査を行うのですが、気に入った物件に出会う前にも購入を考えたらすぐに住宅ローンの審査は進めてみてもいいと思います。
自分が住宅ローンを組む事ができるのか、どれくらいの金額を借入する事ができるのか、事前に確認しておくと安心です。
ネットでも行う事が出来ますが、精度が低い様なので、不動産会社経由で確認する様にしましょう。
購入するか決まっていなかったとしても、嫌な顔せずに協力してくれると思います。
もし、不安な事であったり、悩んでいる様な事があれば、相談に乗りますのでコメントなどお気軽にお問い合わせください。
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