自宅を売却する理由は人それぞれ、転勤だったり仕方ない理由もあれば、住みたい物件が見つかったなど、なんとなくという場合もあります。
何千万円もする買い物をしたものを手放す時、どんなことを考え注意しなければいけないかをそれぞれのケースで確認をしてみてください。
後悔のない買い物のために、出来るだけ考えて実行に移したいですね。
転勤
転勤は仕方ない理由で移り住まわなければなりませんが、売却を考える前に賃貸にすることを検討してみてもいいかもしれません。
2、3年で戻ってくる事が決まっているという方は、期間を定めて貸す事もできます。その場合賃料が安くなってしまいますが、戻ってくるときにすぐに住みたいのであれば、期間を定めた賃貸の方がいいでしょう。
注意しなければいけないのは、銀行にどう説明するかです。住宅ローンとは済むことを前提としたローンなので賃貸に出すこと、投資とすることを好ましく思いません。
賃貸にしていると一括返済を求められるという事も聞いた事があるので、致し方ないと銀行が思ってくれる様な理由でなければ賃貸に出すことはやめた方がいいでしょう。
安心の為に、賃貸にする場合は投資用のローンに切り替える事がお勧めです。
支払いが出来なくなった
毎月の支払いが厳しくなってしまい、支払いが遅れてしまったなんて事がない様に、購入前には資金計画をしっかりしなければいけません。
しかし、支払う事が出来ないとなってしまった場合には、売却する必要があるのですが、一番重要なのは支払いが出来なくなる前に売却する事です。
売却する際に重要なのは期間です。短期間で売却をしなければいけないとなると、価格を安くせざるおえません。
最低でも3ヶ月ぐらいは必要なので、支払えないなぁと感じたら早めに行動に移すことをお勧めします。
より良いところに住みたくなった
引越しをしなければいけない理由は特にないけど、今の家より広いとか、駅から近いとか、環境が良いとか住み替えたいと思う理由は色々あると思います。
今の家に住み続けるメリットデメリットと、住み替えた場合のメリットデメリットを比較してみると、整理ができて良いと思います。
高い買い物なので、なんとなくという感情だけで突っ走ってしまうと後悔してしまうかもしれないので、項目を挙げて比較してみることをお勧めします。
近隣トラブル
近隣トラブルで引っ越したいと思う様な事になったら最悪ですね。
戸建てとかだったら、ゴミの捨て方だったり、清掃などでトラブルがある様です。
マンションだったら上下階の音の問題ですね。隣同士の騒音はマンションの場合には少ないですが、上下階は足音など少しはします。
実際に寄せられるクレームとして多いのは、子供の足音です。自らが出さない様にするにはクッションを敷くとか、マットを敷く様にしましょう。
収入が増えた
収入が増えてきたらより良い家に住みたいと、考える方が増えてくると思います。
営業でお客様をご案内しているときにも、結構多かったです。20代に家を買った方とかは買い替えのタイミング、10年15年程度経ったときには年収が結構違ってきます。
年収400万円台の価値観と、倍になった800万円台は違ってきますよね。
当時は最高の住まいと思っていても、年収が上がれば物足りなくなってくるかもしれません。
年収が増えたら住まいに対して考えてみるのも良いでしょう。
通学の都合
子供のために住まいを変える場合も結構あります。
普通の小中学校のためにって方は少ないと思いますが、有名な学校に通わせるために引越しをするという方はいらっしゃいます。
ランドセルを背負ってるうちに、電車で長距離を通わせるっていうのは大変ですからね。
家族構成の変化
家族を増えることを想定して4LDKを購入したものの、子供に恵まれなかった。
子供の成長に合わせて部屋数を必要となってきたり、子供が独立したから広くなってしまったなど、10年もすれば家族構成が変わってきたりするものです。
一生物の住まいを求めるのではなく、そのときに合うベストな住まいを選ぶのが良いのではないでしょうか?
古くなった
築年数が古くなると色々なものが壊れたり、使いにくいものだったりします。
給湯関係は15年ぐらいで壊れたりしますし、キッチンにお風呂・トイレなど古いと毎日気持ちよくないですよね。
そんな中、最新の設備に触れると住み替えたくなったりするでしょう。外観の見た目もそうですよね。古いお家より新しいお家の方がよく見えるものです。
最後に
住み替えについては色々と動機があると思いますが、人それぞれ違います。
ケースによって確認する事が違うので、書き出して整理してみることをお勧めいたします。
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