日本は現在、2%の物価上昇を目指して金融政策を取っていますね。
もしインフレが長く続けば、現金の価値は大きく下がる事になります。今100万円で購入できるものが、将来は110万円出さないと買えない世の中が来るかもしれません。
そうなった時、貯金をコツコツしても知らぬ間に、実質損をしている事になってしまいます。
借金が多い日本にとっては、インフレを起こそうとするのは、わかる気がします。そんなインフレの中でも資産を守るために、現金を違う物に変えないといけないですね。
本日はそんなインフレの中でも強いといわれるオススメの資産5選をご紹介させていただきます。
目次
インフレとデフレの違い
そもそもですが、インフレとデフレの違いについておさらいします。
インフレとは
インフレーション:物価が上昇する現象、好景気の物がたくさん売れる時代に起こりやすい。給与が上がらなければ実質所得減少となってしまう。
デフレとは
デフレーション:物価が下がる現象。日本は長らくこの状態でしたね。物が売れない、価格が下がる、すると給与も下がるという悪循環。
インフレ対策におすすめの資産5選
インフレの中でも資産が守れる様に、こちらのオススメの中から選んでみてはいかがでしょうか?
不動産
ここ数年私も恩恵を受けていますが、6000万円ぐらいで取得した物件が今7000万円ぐらいの価値になってます。
実需用で実際に住んでいるマンションですが、インフレなので中古なのに価値が上がっているのです。ここ数年間はお金をもらいながら住んでいるって考え方が出来ます。
ローンを組めば大きなレバレッジを効かせる事が出来るので、私一番のオススメです!
金・プラチナ
金やプラチナもインフレ時に人気を集める実物資産です。「金」こそインフレ対策に最適ともいう方も多く、大きく価格上昇する可能性があります。
「金」は他にも有事の金と言われていて、社会・経済情勢が悪化している時にも重宝されています。インフレの場合でも、インフレが落ち着いたとしても、価値がゼロになる可能性がない実物資産は人気になる理由も分かります。
株
インフレ時には物価が高くなり、物がたくさん売れるので、企業の業績がよくなります。企業の業績が良くなるって事は、自然と株価が上がりやすいです。
全ての業種がインフレ時に上がるわけではないので、銘柄を選ぶのに注意が必要です。
外貨
インフレが進むと円の価値が下がる事になるので、円安方向に動きます。
反対に外貨の価値が上がるって事なので、インフレ時には外貨を持っておく事がいいとされています。
国債
他の4つに比べるとすごく有効というわけではありませんが、預金をしているよりはいいってレベルです。
短いものだとインフレ対策にはならないので、10年ぐらいの物を選んだ方がいいと言われています。
大きく増えるものでもないので、他の4つの方が魅力に見えるかもしれません。
インフレに弱い資産
現金
現金を預金していて、低金利でインフレって最悪ですね。
インフレが進んでしまって100万円で買えたものが、将来150万円や200万円でないと買えないってなってしまったら!
お金を貯めていたと思っても、減らしてしまう事になってしまいます。貯金をするなら外貨で貯金しましょう。
保険
万が一の時にも安心と思っていても、20年後に1000万円の価値がインフレによって500万円ぐらいになっていたら、目も当てられないですね。
生命保険もインフレリスクを含んでいると言われています。
最後に
最後まで読んで頂き、有難うございます。
インフレは経済政策として進められていて、少しずつですが物価は上昇しています。缶ジュースとか以前は100円で買えたものが、今は120円ぐらいがほとんどですよね。
インフレが加速していった場合、現金で保有しているって事は、金利が低い今は貯金をしていても損をしてしまう事になります。
私の一押しは不動産です。実物資産の為、価値がゼロにはならないですし、ローンを組めばレバレッジも書けることができるのでオススメです。
インフレは大きな借金を小さくしてくれます。借金大国の日本にも同じような事が言えますね。
不動産のように大きなものはちょっとっていう方は、外貨預金から始めてみてはいかがでしょうか?まだ何も対策などされていない方は、ぜひ取り入れてみてください。
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